特殊詐欺とは要は振り込め詐欺のことです。とくに面識もない相手に対して、電話や電子メール、ファックスなど実際に対面することなしに連絡を取ってうまい話で騙し、お金を取ろうとするものです。

お金を取る際にも対面しないことが多いのですが、この場面に限っては対面することもあります。つまり、多くの場合はATMを言葉巧みに操作させ、銀行振り込みをさせるものですが、街中で待ち合わせて現金を受け取る、あるいは恐れ知らずというべきかもしれませんが、騙した相手の自宅まで訪問して現金を受け取るような手口もあったりします。

騙す方法としては、実際にはとくに面識もないにもかかわらず、あたかもその人の家族、親戚などをよそおって連絡を取るところから始まることが多いですが、別に家族や親戚をよそおうとは限りません。

うまく相手を騙せればよいのですから、例えば市役所の担当者、警察官などを名乗るときもあります。そして、家族や親戚をよそおう場合であれば緊急にお金が必要なことを訴えます。その他の人を名乗る場合はいろいろな方法で言葉巧みにだまし、お金が還付されるといってATMを操作させて実際にはお金を振り込ませることもあれば、あなたは犯罪に巻き込まれてしまっており解決にはお金がかかるなどと言う場合もあります。
また、犯人は一人とは限りません。

芝居のように役割を分担し、例えば何らかのトラブルに巻き込まれてお金に困っている家族と、トラブルの相手役となるチンピラ、あるいはその解決にあたっている弁護士など、いろいろな役回りの複数の協力者が存在することもあります。

対面でお金を受け取るときは、当然ながら本人役の者では別人とばれてしまいますから、別人として振舞うことになります。
うまく相手を騙すことができれば、ATMに誘導してお金を振り込ませたり、あるいは銀行窓口からお金を送金させたりします。お金の受け取りに使う口座はこれまた不正な方法で入手したり開設したりしたものであることが多いです。